鶴木次郎のブログ はてなブログver

主にBlogger での同名ブログのコピペにて作成しています。

2016-11-04から1日間の記事一覧

岩波文庫刊 野上彌生子著「迷路」上巻pp.199ー201より抜粋引用

「維新の風雲に乗じて功を成した薩摩派の顕官を父とする後嗣の宮内官は、生みの母の前身を軽蔑して、息子らしい情愛はみじんも示さなかった。 丹羽家においては、麻の葉模様がタブウであった。着物でも、器具でも、手拭のようなものに至るまで、麻の葉模様を…

親戚の師匠のことについて・・

A「本日は仕事にて近く(信濃町~千駄ヶ谷)を通ったことから、昨年初夏に亡くなった親戚(叔父)にあいさつをしてきました。昨年夏前に帰郷し、当時病床にあった叔父と様々な話をさせて頂いた記憶とは、私にとって大きな価値を持っております・・。また、思…

集合的無意識、時代精神 萃点、やりあて・・。

A「これまでの私のブログを閲覧して頂いている方々の多く(半分以上≠60%以上)とは、面白いことにマッキントッシュユーザーの方々です。 PC使用者全体におけるマッキントッシュユーザーの割合とは決して高くないのですが、それに比べて上記のブログ閲覧者数…

熊本について、およびブログの文章について

今回の九州・熊本にて生じた一連の地震により被災された皆様の様々な生活インフラが出来るかぎり早期に復旧、復興されることを心より祈念いたします。先日、不図、熊本県熊本市に出自を持つ木下順二が何かに記していた「その昔の熊本士族とは、川(白川?)…

周辺機器の進化と学問の価値との関係・・

A「ここ最近のブログの一日の閲覧者数は、以前とあまり変わらず、大体300~500人程度となっております。以前用いていました対話形式の文体から現在の独白形式の文体に変えたことにより、多少閲覧者数に変化が生じるかと思いましたが、現在のところ、そこに大…

村上兵衛著「国破レテ」失われた昭和史 二玄社刊pp.397-400より抜粋

欧米と日本とのあいだに介在する有力な誤解の原因の一つは、第二次世界大戦およびそれに至る現代史の認識のちがいである。そしてその誤解のすべてを除くことは困難であるにしても、なんとか共通の理解に達する素材を提供することはできないだろうか・・?日…

北杜夫著「どくとるマンボウ小辞典」中央公論社刊pp.124-126より抜粋

H・G・ウェルズは、ジュール・ヴェルヌと共に、空想小説の元祖として私たちの記憶にとどまっている。しかし、一時代まえのヴェルヌの小説は、ロマンチッな夢物語(といって彼は将来の実現性を第一目標にした)という感じが強く、いわゆる空想科学小説の種々の…

北杜夫著「楡家の人びと」を読み始めました。

A「先日より次に読んでみたい著作として挙げていました北杜夫著「楡家の人びと」上巻を購入し読んでおりましたが、大変面白く既に200頁過ぎまで進みました。この長編小説は以前読みました野上彌生子著「迷路」に比べ、その文体が割合軽く、あまり疲れず自然…

岩波書店刊・バートランド・ラッセル著「幸福論」pp.54ー55より抜粋引用

「成功感によって生活がエンジョイしやすくなることは、私も否定はしない。 たとえば、若いうちはずっと無名であった画家は、才能が世に認められたときには、前よりも幸福になる見通しがある。 また、金というものが、ある一点までは幸福をいやます上で大い…

366記事到達・・

A「今回のブログ記事投稿で投稿記事総数が366記事となります。しかしながら、特に大きな心境の変化などはなく「とりあえずプロフィールの写真でも変更しておこうか・・。」といったところです。以前プロフィールに用いていた写真は2011年秋に撮影したもので…