鶴木次郎のブログ はてなブログver

主にBlogger での同名ブログのコピペにて作成しております。

地名、人名などの読み方、意味について・・

A「どうもお久し振りです。最近だいぶ涼しくなりましたがお元気でしょうか?」

B「やあ、こっちはどうにか元気だよ。
そういえば最近君のブログの投稿数が100になった様だね。
時々君のブログを読んでいるけれど中には面白いものがあるね・・。
それで20150707のブログを以前読んだけれども、ここに書かれていた騎射場と喜捨八幡宮の関係はなかなか興味深いんじゃないかな・・。
その後、たまたま尋ねてこられたその騎射場近くの大学で勤めていた知人に聞いてみたら「それは大変興味深く面白い視点ですね。」って云われたよ(笑)。」

A「はあ、それはどうもありがとうございます。
私もその件につきましては特に深く考えないで書いてしまいましたが、もしかしたら、これも初の指摘、発見であるのかもしれません。
しかし、何れにしても今の私にとって、そういったことはあまり利するところはないのですが・・。」

B「まあ、何れにしても書き続けるのは良いことだよ。
多分君がブログで書いた事のなかに一つは新しい発見はあると思うよ。
断言はできないけれどね・・。
それはそうと最近私も小さいけれども面白い発見があってね、まあちょっと聞いてくれ給えよ。」

A「ええ、それは是非お聞きしたいです。それで、その内容とは何ですか?」

B「うん、最近色々な形で「太平記」を読んでいるのだけれど、知っているかもしれないけれど正中の変で幕府側に捕縛されて佐渡に流罪となり処刑された南朝方の公卿日野資朝の息子が、その仇を討ちに京都から佐渡に渡り、まあ、どうにかその仇の親類を討ち取り無事に船で渡海、逃亡するのだが、この息子の名前が「阿新」と書いて「くまわか」と読むのだよ。
これは多分「阿」の字が「くま」で「新」の字が「わか」と読ませるのだと思うけれど、ここで面白いのは、今の時代では「阿」を「くま」と読むことは一般的ではないけれど、当時ではそういった読み方で通じていたということだろうね。
そしてそうすると、最近ニュースで時折聞く熊本の「阿蘇」・「あそ」の読み方にこれを合わせてみると「くまそ」(熊襲)になるよね。
これは当を得ているかどうか分からないけれども、いや、それ以前に元々の阿蘇の語源すら私は知らないけれど、なかなか面白くはないかね?」

A「ええ、それは大変面白いですね。
西日本、特に九州などでは古い文化が自然な形で残されていることがあり、時折「ハッ!」と気付かされることがあります。
私が鹿児島在住の際に思ったことは多くありますが、先ほど御指摘頂いたブログの騎射場、喜捨そして八幡宮との関係以外で今すぐに思い出すのは、大隅半島の山、確か高隈山(たかくまやま)登山の際、途中にあった山小屋、休憩小屋のことです。
これが確か「さしば小屋」と書いてありまして、当時の自分の研究分野が研究分野でしたので「さしば」に反応したのです。
「なぜこれが「さしば」なのか?」という感じで(笑)。

B「うん、そこの場所で「さしば」は少しおかしいね。で、その意味は何だったんだい?」

A「ええ、その後しばらくして偶然読んでいた金関丈夫著の「発掘から推理する」内の竹原古墳奥室の壁画の記述にて「さしば」という言葉を見つけたのです(前掲著作p.133を参照されたし)。
この「さしば」とは、漢字で翳(実際書きながら)と書きまして、昔の偉い人の後ろでお付きの人がよく持っている大きな細長い団扇の様なものであり、日除けなどに使うものです。
そして先ほどの高隈山の「さしば小屋」の「さしば」も意味合いで考えますと、おそらくこれが適当ではないかと思うのです。
そして、この様な現在では日常生活にて使わない古い言葉を大隅半島などで見聞き、発見しますと、どうも面白いのです。
しかし同時にそれはよく考えてみれば少しも不思議ではないのです。
何故ならば、御承知とは思いますが、琉球、沖縄の言葉とは古い奈良時代頃迄の日本語が基にあると既に判っていることから、その伝播径路の途中である鹿児島において存在することはある意味当然なのです。」

B「うん、なるほどねえ、今の推測はよくわかるよ。私も大分前だけれど、伊波普猷著作をいくつか読んだことがあったけれども、その中で琉球の言葉の語源についていくつか述べられていたけれど、それらとも矛盾しないね。」

A「ええ、琉球、沖縄のことでしたら、最近もう一つ面白いことを見つけました・・。
昨今ニュースなどで時折聞きます沖縄の地名「辺野古」(へのこ)ですが、これはその音(へのこ)ですが、昔の日本語で男性のシンボル、陽の物を意味しまして、以前どこかで見聞きしたお裁きものの落語で出てきたのでぼんやりと憶えていました。
また、この辺野古は地理的には大浦湾南側に突き出た半島状になっています。
そして、その一方において半島の英語訳であるpeninsulaとは、もともとラテン語の尾、男性のシンボルを意味するpenisが語源です。
そうしますと、この辺野古(へのこ)とは、偶然にもその語源においてラテン語、英語などの印欧語の半島の意味と共通している可能性が高いと思われるのです・・・。」

B「うーん、そういうことを真面目に云われるとちょっと驚くけれども、これは確かに単なる下ネタ、笑い話として片付けられないね。うん、なかなか面白いね・・今度それを人に話してみてもいいかね?」

A「ええ、是非お話してみてください。これは話し方で、結構評価が分かれる可能性がありますので、できるだけ真面目に話された方が良いかと思います・・。」

B「やあ、どうもありがとう。それでも私も大勢を相手に説明したり書いたりする仕事は割合長くやってきたと思うから多分大丈夫だと思うよ・・。」

A「あ!これは失礼しました・・。」

B「いや、気にしないでいいよ。それよりも面白い話をどうもありがとう。」