鶴木次郎のブログ はてなブログver

主にBlogger での同名ブログのコピペにて作成しています。

メガネはファッションか道具か両方か・・

A「一時期メガネにあこがれた時期がありましたが、最近はどうも黒縁のゴツめのメガネが流行しているようですね・・。
私もああいうのをかけると多少はカッコ良く見えるのでしょうか?」

B・・いや、それはないと思いますよ(苦笑)。
私などは必要に迫られてメガネを用いていますが、それでも何というかファッション・アイテムとしては選んでいないと思いますから、そういったことはあまり気にしなくてもいいのではないですか?
それに加えて我々日本人とは何でも自然本来の持ち味を大事にするという美質を持っていると思いますので、特に必要でなければそういったものは用いる必要はないと思いますが・・。」

A「・・はあ、そうですか・・。
しかしBさんのメガネもこうして見ますと、なかなか様になっていますね・・。
またメガネといえば、どちらかといえば理系っぽいイメージがあります。
そして理系の方々のメガネとは、たしかにファッション・アイテムというよりも、道具としての意味合いが強いように思えます。
そして、それが私にとってカッコ良いものと映るのかもしれません・・(笑)。」

B「ずいぶん大人気ない意見にも聞こえますね・・(笑)。
ともあれ、私は理系ではないですが、それでも出来ればメガネなどあまり使わない方が便利であると思いますので、Aさんのさきほどの意見は「隣の芝生は青い」に類するものではないでしょうか?
ですから、理系のメガネを用いている方々の多くも、私に近い意見を持っているのではないかとも思いますが・・。
その一方で、たしかに私も理系といえば、メガネに白衣といった印象があることもまた事実ですね(笑)。」

A「・・白衣ですか・・それは分野によるのではないかと思います。
たとえば同じ理系学問分野であっても工学部などは白衣よりも作業ジャンパーの様なものがユニフォームとなっています。
教授から学生さんまで、そうした姿が多く見られる工学部近くの学食などはそれはそれでスゴイと思います。
その点、文系とは、そうしたユニフォームらしきものがありませんが、まあ、それは学問分野の性質上、自然、当然であるのかもしれません・・。」

B「ええ、それはたしかにそうかもしれませんが、文系も文系でよく見てみますと、何かしらそういった洋服の着方などにおいて特徴があるのではないかと思うこともありますね・・。」

A「・・ああ、たしかに洋服の着方などに関しては、大学あるいは学部、学科毎でそうした流行などを含めた何かしらの傾向はあるかもしれませんね。
それで私が不図思ったのは文系、理系を問わずですが、大学教員、研究者の方々は年齢層にあまり関係なく、ジーンズにシャツ、セーターといった格好を好まれるような感じを受けます・・。
これは一般的に見ると、あまり年相応でないのかもしれませんが、彼等が着ているのを見ると、どうもカッコ良く見えてしまうようなところがあるのです・・。
しかし、そうした洋服などの着方のカッコ良さ、センスとは、究極のところ、そういったところに真髄があるのではないかと思うのです・・(笑)。
そして、その究極を何も身に着けない実在としての肉体と見做すか、あるいは何か観念的、精神的なものと見做すかで、また考えが変わってくると思います。
私のこれまでの経験から、その究極とは多分、後者に本質があるのではないかと考えています。
しかし、同時に私自身がその本質を全て精確に判断できているとは思いませんが・・(苦笑)。
とはいえ、やはりBさんも含めて大学教員、研究者の方々の多くは、うまく言葉ではいえませんが、緊張感のようなものがあり、それはさきほどのような格好をされていても、何かしら伝わってくるものがあるのではないかと思います。」

B「・・ううむ、それは単なるAさんの思い込みではないでしょうか?
私も一応そういった方々を多少見知っていると思いますが、そうした緊張感はあまり感じたことはありませせん・・。
・・あ!それでも確かに、昔お世話になった先生方には独特の雰囲気というか風格らしきものがある方が割合多くいたようにも思います・・。」

A「・・それでしたら、私も年齢の近い教員、研究者に対しては、さきほどのような感覚を覚えることはあまりありません・・。
それ故、多分こうした感覚とは、一般的に自身よりも年長の異なる世代文化に属する方に対して持つようなものではないでしょうか?」

B「・・はあ、なるほど・・。
しかし、そうした感覚を年少の方々に対して感じることが出来るようになりましたら、それはそれで面白くなるかもしれませんね・・(笑)。」

A「・・ええ、それはあまり多くありませんが、私も時折感じることがあります。
しかし、私などはそうしたことは、もっと多く感じるはずなのですが(苦笑)。
とはいえ、そう感じた原因、つまり何をスゴイと感じたのかは、さきほどの年長者に対するものと同様に未だによくわかりません・・。
また、そうではあるのですが、そうした感覚とは結構明瞭なものでして、今後その感覚を明瞭に言語化してみたいとは思いますが・・。」

B「ええ、メガネなどの小道具に頼るよりも、そうした感覚を磨いた方が色々と面白いと思いますよ(笑)。」

A「メガネ型の「戦力測定装置」のようなものがあれば、それはそれで面白いかもしれませんが、とりあえずは自身の感覚について考えてみます(笑)。」

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