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鶴木次郎のブログ はてなブログver

主にBlogger での同名ブログのコピペにて作成しております。

東京を舞台とした映画 地霊との融和・・

A「どうも、お久し振り、お元気ですか?」

B「ああ、いえ求職活動をしていますが、特に元気ではないです。最近は少し胃が痛むようになってきました・・。」

A「そうですか・・職探しの時期は辛いものがあると思いますが、まあ、どうにか無事に乗り切ってください。
そういえば、こないだ久しぶりに映画の「戦争の犬たち」を観ました。
あの頃の映画は現在の戦争、アクション映画よりも何だかドスがきいていますね・・。
まあ、フォーサイス原作の映画はどれもかなり男くさいですけれど・・(笑)。」

B「「戦争の犬たち」ですか・・たしかにあれはかなり面白かったですね(笑)。
ああいった映画は最近なかなかないですね・・。
それでも私はどちらかというと「ジャッカルの日」の方が当時のヨーロッパの空気、雰囲気が伝わってくるので好きですね。」

A「ええ、あのあたりの映画はマンガ「パイナップルアーミー」や「マスターキートン」やアニメ「カリオストロの城」などに影響を与えているのではないかと思っています。
あと「ジャッカルの日」は同じくスナイパーによる暗殺を主題としたアメリカ映画の「山猫は眠らない」と比べ、確かに全体的にヨーロッパ文化の色彩が濃厚であり、背景の街並みなどを見ていてもフェリーニの「ローマ」の様でもあり面白いと思います。
ちなみに現在の東京でフェリーニの「ローマ」を観たらけっこう興味深く観ることができるのではないかと思います。
さらに東京を舞台にして、こうした映画を制作してみるのも案外面白いのかもしれません・・。」

B「それでしたら「帝都物語」という映画が以前ありましたが、あれはどうも意味がよくわからないままでした(笑)。
しかしそれでも、そのアイデアは面白いかもしれませんね・・。
かつての東京の残影と共にオリンピックを前にした狂騒の様子を記録映画とすることは、後年その価値が認められるのではないかと思います。」

A「帝都物語」はかなり懐かしいですね(笑)。
あれは関東大震災のシーンが結構リアルであったことが印象的でしたが、私も映画の内容、意味はよくわかりませんでしたがね・・。
それでさっきいった映画の題名はそうですね「Tokyo 2015 The past and future」なんてどうですかね(笑)。」

B「ああ、それは面白いかもしれませんね。
それでも私が少し気になるのは新しく建設する国立競技場の場所なのですが、あそこは太平洋戦争中に学徒出陣の壮行会が行われたところですよね・・。
そういった過去を清め、鎮めるために、あの場所はキチンと祀った方が良いのではないかと思いますが、どうなのでしょうか・・?」

A「ええ、あまり迷信的なのもどうかと思いますが、一方でそういわれますと今度は映画「シャイニング」を思い出しますね・・。
あの映画のオチの一つは、舞台となったホテルの建っている場所はかつてネイティブ・アメリカン達の墓地であったのですが、ああいうのは本当に何か関係あるのでしょうかね・・?
しかし、そういわれると、さきほどの帝都物語の伏線でも大手町にある平将門首塚が出てきましたが、あそこは移転、移設できないいわれがあるとのことですから、まあ、何かしらあるのかもしれませんね・・。」

B「平将門首塚は有名ですが、あと「耳なし芳一」の壇ノ浦も有名ですね・・。
そういえば、話しは変りますが先日、木下順二の「子午線の祀り」という戯曲を読みましたが、これは「平家物語」を下地においたものですが、かなり面白かったです。
シェイクスピア平家物語をベースに戯曲を書いたらこんな感じになるのかな・・。」と思いましたが、これは一度読んでみる価値があると思います。
また、この戯曲も現代に再び劇として上演してみたら面白いのではないでしょうか?」

A「Bさんは戯曲も読むのですか・・。
私はシェイクスピアの作品はいくつか読んだことがありますが、日本の作品はこれまでにあまり縁がありませんでした。
それでその「子午線の祀り」はどう面白いのですか?」

B「ええ、これは加藤周一がどこかで書いていたのですが、歌舞伎などの劇での科白とは、その内容が個別的であり、そこに普遍的な意味、内容を持つものが少ないことからあまり面白くないとのことでしたが、この「子午線の祀り」は科白がシェイクスピアの作品の様で普遍性を持ち、活き活きとしていて面白いのです。
今度機会がありましたら、ブログに載せてみようと思いますので一度読んでみてください。」

A「はあ、そうですか。では今度拝読させて頂きます。
それにしても何ですか、その地霊というのは本当にいるのでしょうかね・・?
そして、もし、いるとしたらこの国立競技場にいる地霊達は一体何を今の東京、日本に思っているのでしょうかね?
こういうことは一時期三島由紀夫が書いたりしていましたが、実は現在の日本こそ、彼が心配した日本社会の未来の様相を体現しているのかもしれませんね・・。」

B「ええ、今仰ったことは抽象的ではありますが、同時によくわかりますし、時折私も考えることです・・。
上手くいえませんが、何だか日本いや世界中どこの地域、国の人間社会において男系と女系の抗争は常時為されており、その何れかが優勢劣勢であるかを示すのが、社会に生じる様々な出来事、事象、傾向ではないかと思います・・。
何だかAさんの発言よりもよほど抽象的ですが、そんな感じがします(笑)。」

A「男系と女系の抗争ですか・・確かにそういわれてみるとそうかも知れませんね・・。
それで、現在の日本社会とは、どちらが優勢であるとBさんは思っているのですか?」

B「ええ、全体的にですが、これまで圧倒的に優勢であった女系的な要素がかげりを見せているのが現在の日本の状況ではないかと思います・・。
しかし、いずれにしても、男女共に異性をバカにしてしまっては、後が恐いということを、もう少し早く学ぶべきではなかったのかなと思います・・。
まあ、それでも、どちらかというと女性恐怖症であった私がいえることではないかもしれせせんが・・(苦笑)。」

A「Bさんは女性恐怖症だったのですか!?
あまりそうは見えませんが・・。」

B「ええ、それは多分高校時代の経験が原因ですね(笑)。
そしてそれがどうにか良い方向に変化、治癒していったのが、一連の西日本での生活経験によるものでしたので、現在あまり首都圏の文化に拘泥、固執していない理由の根源とは、そういったところにあるのではないかと思っています。」

A「はあ、なるほどそうだったのですか・・。
それははじめてお聞きしました。」

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